気持ち悪い話

今日会社で、もやもやというより、気持ち悪いことがあった。

ある仕入れ先から、未払い分としての請求書が9月に届いていた。９月の時点でそれは支払ったものだったので、仕入れ先にはそう説明したが、１０月にも同じ内容の請求書が届いたため、本社からいくら振り込んだかわかる銀行が発行した書類も一緒にＦＡＸで支払いは完了している旨を書いて送った。ＦＡＸした後で、特に電話はしなかったが、銀行の証明なら納得するだろうと思ったし、支払いが終わっていないの一点張りの人に支払いした証明書を突き付けて、すこし気まずさもあり、ＦＡＸだけにとどめておいた。

でも、今日１１月になって、また同じ内容の請求書が届いた。

正直この時点で、とても信じられない気持ちで、あの証明があってもまだ請求書を送ってくることに対して気持ち悪さを感じ、電話するのもおっくうになった。誰か、支店長にでも電話してほしかったが、頼りない支店長に任せたら、もう払ったものなのに払うといいそうなことも頭に浮かんで私が電話するしかないと思ったし、今日は事務所に私しかいなくて、明日は休暇だから、こんな気になることを先延ばしにできないと思ったので、思い切って電話してみることにした。

請求書の担当が電話に出たので、また請求書が届いたことと、先月ＦＡＸで銀行の振込額の証明書を送って、弊社は支払い済みだと伝えた。すると、やはり「入金はありません。普通に支払ってもらうだけでいいですよ」と言われた。銀行の証明まで送っているのにこの対応はありえない。どうして自分の会社の入金の部署に確認しないんだろう。なので「わかりました。入金されたかどうかを私が直接確認したいので、入金担当の部署の連絡先を教えてください」と申し出た。何となく相手の態度が軟化したように感じた。普通に連絡先を教えてくれた。

で、入金担当の部署に連絡すると、男性が出た。弊社からの入金があったかどうか確認してほしい旨を伝えた。折り返し連絡があるとのことで、しばらく待っていたら、すぐに折り返し電話があった。「結論から言うと、入金はありました」そっけなく、本当にこの言葉だけを言われた。なぜ直接問い合わせがあったのか、謝罪の言葉も一切なく、ただ、そう言われた。この会社おかしい、気持ち悪いとすごく違和感だけが残った。あまりにそっけないので、なぜ電話したかと、もう請求書は来ないですよねと念押しした。意味が伝わったのかよくわからなかったが、とりあえず謝罪はしてもらえた。

そして、入金の確認はできたので、もう一度仕入れ先の、請求書発行担当の人に話さないといけないかなと思ったが、ひとまず自分の仕事をやろうと、作業をしていたら、相手先から電話がかかってきた。

第一声は「どうでした？」

どうでしたじゃないだろう。そちら側が内部で確認しないといけない話を私に確認させといて、なぜそんなことが聞けるのか？不信感しかない。

そして私が、入金担当者の名前を出して入金があったことを伝えようとしたら、電話がぷつっと切れた。

よく電話を切れるな。向こうがわざと切ったに決まっているので、こちらからはかけずにまた仕事に戻ろうと思った。

でも３０秒ほど遅れて、向こうからかかってきた。今度は、「電気配線の業者が電源を切ってしまって」といううそまるわかりの理由を言ってきた。信用はこれで完全に失った。

そして、入金を確認できたことを再度伝えると、「なんか一部リース会社のほうにいってしまってたんですよ」と言った。さっきまで「どうでした？」と理由を知らないはずではなかったのか。

気持ち悪！

未入金だといってもし振り込んでいたら、どんな処理をしているんだろう？裏金？結構ちゃんとした会社で、対応もいいと思っていただけに、驚いた。請求書を発行している人と入金担当もグルなのか？

人ってわからないな。怖い。その会社とは取引をやめたいけど、仕返しが怖い。

そして、もう一つ気持ち悪かったのが、この話を夫に話したときの反応。

私ほどは大きくとらえていない感じだった。それで？みたいな感じ。いやいや普通に会社のシステムを使って、詐欺まがいのことをやってたっていう話なのに、そんな感じ？話し方がへたくそだったにしても、その事実を見れば気持ち悪さが伝わるはずと思っていただけに、肩透かしだった。

私の話にはまったく興味がないんだな。ただ、気持ち悪いねと話を合わせているだけ。

こんなに話が伝わらないもの？ほかの人にも話してみよう。